わくわくしています。
ついにこれができる時がきた!そんな気持ちです。
これまで脳卒中リハビリテーションにおいて、オステオパシーを学びながら急性期、回復期、維持期(在宅)と経験し、その可能性と、どうこのリハビリテーションの現場に、この技術や考え方を適応していったらよいか考え続けてきました。
オステオパシーを学んでから僕のリハビリテーション観はひっくり返りました。それと同時にこれをリハビリの現場に適応することで、こんなにも可能性が広がるのかと感動したことを覚えています。
急性期において、自分の予想を覆して機能を伸ばしていってくださった患者さん。
在宅にて、最初四脚杖介助歩行でなんとか移動することがやっとだった方が、お風呂に入れるようになり、屋外を歩く練習ができるようになり、四つ這い、床から立ち上がること。いきなりベッドから立ち上がるものだから、あわててこちらが見守りしようと、立ち上がると「もう歩けるよ」と自信たっぷりにトイレまで歩いていかれました。この方、反側空間無視があったのです。
自分の予想を超えていってくださる患者さんに出会えること。障害がありながら今の自分を許容し、前向きに希望をもって取り組んでくださること。
自分は臨床家として本当に幸せな時間を過ごさせていただいているなと心から思うことができました。
僕の方こそ感謝したい。
そんな臨床体験を過ごしています。
そして今回そのエッセンスをお伝えさせていただく機会を与えてもらえたことを心から感謝します。
オステオパシーの応用と書いてありますが、
オステオパシーは本来技術ではなく、人の捉え方、身体の捉え方を示したものです。
ですので、今回のこのセミナーは全くオステオパシーを知らない方でも理解してもらえるよう、オステオパシー特有の用語などをほぼ全く使わず構成しました。
ぜひオステオパシーに興味のある方だけでなく、脳卒中リハビリテーションにおいて新たな観点を得たいという方にも多くご参加いただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。